2010年7月7日水曜日

【新潟コシヒカリの値段】


新潟コシヒカリ
新潟コシヒカリ
買う予定は無くとも、物の値段は気になるものです。ハイブリットカーや電気自動車等は、もしかしたら近い将来買う事になる可能性も有りますから、なおさらです。特別減税や政府補助金で値引き額もかなりの数字ですから、いくらになるの????この補助金には実は落とし穴があるようです。通常商品特に高額のものともなれば、同じ商品でどこの店が安いか値踏みをします。しかし、この補助金つきは定価販売のみですから、値踏みの必要は無く、それは無駄な抵抗のようです。つまり消費者の見方の振りをして、実は自動車メーカーの販売促進を狙った事業なのです。そのお陰で、トヨタは昨年同期より販売を伸ばし黒字決算となる予定だそうです。これは、いわゆる族議員の功績でしょう。自動車産業では、これまでにも、運送業の規制緩和を行い、認可から許可制にしてトラックやタクシー観光バスの車両販売を促進してきました。NOx規制もその類です。勿論大気汚染は防止しなければなりませんが、猶予期間も無く実施されると10年償却のトラックも5年で入れ替えや修理をしなければならなくなってしまい、経済は潤いますが、産業はそれと平行線にはなりません。
多くの事業者が規制緩和で手に入れた物は、よりリスクの高い鞭だったような気がします。
自民党政権時に打ち出した、農機具のリース事業も、メーカにはメリットが大です。しかし、購入者の農家にはそれほど大きなメリットとしては反映されないようです。農水省予算でありながら、経済産業省の関係企業が潤うような仕組みになっています。
道路も同じです、国土交通省で取りきれない予算を、農免農道や広域農道、ふるさと農道の名目で予算を獲得して道路建設を行う。表向きは農耕車優先となっているが、ダンプカーや乗用車がひっきりなしで走る道路に、おちおち駐車して農作業もできないでしょう。
物の価格から、とんでもない方向に進んでしまいましたが、安くても価値が無ければ無意味と言うことに気がつきました。
【安物買いの銭失い】昔の人の言葉は重いです。

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