2011年11月1日火曜日

TPP 交渉参加の攻防

政府の表現はいかにも曖昧な物言いでしかない。つまり優柔不断な言い方で、後からの言い訳の道を残し、いかにも官僚の思いつきそうな言葉使いです。
相手の出方次第で、いかようにも対応できることは、必要な手法かも知れないが、経済の現場に携わる人間としては、そんな生ぬるいことでは前にも後ろにも動くことが出来ない。

関税の撤廃が焦点にある限り、農業対工業の対決のように図式を表しています。
全中の万歳会長はカンニングペーパーの棒読みだし、民主党の前農水大臣も、意味不明の発言を繰り返すばかりです。

戦後の日本を改革し、GDP 世界2位の地位を築いたのは工業立国での構造改革でした。
空腹の中、腹八分目で頑張ったお陰で、目標を達成し、長寿国も手に入れました。

最近は、満たされた食生活で、肥満を代表に成人病の悪役である生活習慣病が蔓延しています。
いま少し節制した食生活で、健康を取り戻したり築いたりしないと、長寿国は短命国になりかねません。
健康で長生きを目指すためにも、国内の安全な食品を供給するのも、農産物生産者の大切な役割であり、安定的に供給するのも役割です。

「足りなかったら輸入すればよい」の時代は終わりました。
1993年の冷害を忘れたわけではないでしょう。ネズミの屍骸入りの輸入米を、誰が好んで食べるんですか!!!?????

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