2011年5月20日金曜日

東電損害賠償額1兆2千億円超か?

松最終的には「東日本大震災」に決定しました。名称は組織や機関によって異なり、突然聞かされると「また新しい地震が発生????」と、当初は思ったものでした。名前くらいは政府機関でいち早く統一して、混乱を避けて欲しいものです。
これも菅総理の指導力の無さを、表しているような気もします。ここまで叩かれて、O157(オーイチゴーナナ)で貝割れ大根を食べたパフォーマンスを、O111(オーイチイチイチ)のユッケを食べる勇気は無いでしょう。当時の貝割れ大根はその根源ではなく、牛肉であるとの見解も多かったのですが、政府は打ち消しに躍起だった様です。そこで、当時の厚労大臣の出番となったわけでしょう。
この食中毒問題も、東日本大震災に隠れて、霞んでしまっています。しかし、食の問題ですからなおざりにしないで、根本的な問題から対処してほしものです。東京電力福島原発は、その食の放射能汚染による被害補償をどこまで出来るのでしょうか、政府支援を申し出ていますが、安易には受け入れられないでしょう。
独占的な電気事業ですから、その利益も想像以上に大きいでしょう。しかしここに来て、株価の低下で保有資産額は激減会社の存続すら危ぶまれています。
20011/05/09菅総理は中部電力の浜岡原発の停止を要請しました。中電(中部電力)はこれを受け入れ、既に停止中の1-2号機も含め5機の全てを停止予定で検討に入っています。想定外の前例が有った訳ですから、これは容易に理解できることです。ハイリスクハイリターンより、ローリスクローリターンを選択することは、企業概念として必要なことなのでしょうが、経団連の会長はこれに猛反対とか・・・・
中電の前進は大同電力で、この経営には福澤諭吉の娘婿=福澤桃介(岩崎桃介)も大きく関わっていました。その経営理念社風からか、決断する力は鋭いようです。

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