2011年3月4日金曜日

水陸両用ブルドーザーD155W

D155W-1普段我々の生活範囲内で見かけるのは「パワーショベル」と呼ばれる建設機械です。バックホウやユンボとも呼ばれ主に掘削に使用されますが、土砂の積み込みや均平にも利用できるマルチ建機です。この出現によって、ブルドーザーの稼働率は極端に下がりました。広い土地で無い限りパワーショベルでその代用は十分すぎるほど可能です。
水陸2しかし、水陸両用となると、機種が限定されてしまいますので、写真のような建機の登場となるわけです。真ん中の煙突所の長い物が吸排気塔です。リモコンからの電波もここで受信して作業をこなします。
素人ながら、クローラークレーンのクラムバケットの方が作業効率が良さそうに思うのですが、其れができない何かがあるのでしょう。
水陸3名古屋市の庄内川左岸での工事なんですが、土砂の堆積は大雨時の洪水対策に必要な工事と思います。梅雨時までに完成して欲しいものです。
リモコンの建設機械はパワーショベルもあります。地すべり等で緊急の復旧が必要ながら、危険が多く立ち入りの出来ない場合は、この機械が活躍します。微妙な動きもオペレーターに忠実にです、あたかも運転席にオペレーターが乗っているかのようです。
更にこの応用で、地雷の撤去に大活躍しています。「キル・ブル」と言われた100トン級のブルドーザーの汚名返上に、たゆまぬ努力をしているわけです。と言いながらも、半分は軍事産業機械のような気もします。

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