2011年4月24日日曜日

H23年度農家戸別所得補償

「想定内」なる単語を普及させたのはホリエモンこと堀江貴文の、ニッポン放送買収劇の中で述べた言葉に「想定の範囲内」がありここからだと思っています。窮地に立たされたときに述べるのであるから、それなりの自信が無ければ口からは出てこない。しかし今回の東電原発事故は「想定外」で責任を回避しているようにしか思えてならない。写真や映像で見る限りでは、特別な防波堤を築堤したわけでもなく、無防備に近いじょうたいです。それで「想定外」は無いでしょう。行政ですら、10数ーメートルの防波堤を設置しているのに、企業が成り行き任せでは言葉もありません。
大潟村減反参加勿論政府の責任も重大です。認可して以後、安全性の検証をなおざりにしてきたのですから。またしても税金の増額でしょうか?増額と言えば「農家所得補償制度」です。バラまきとも言われているこの政策、安定的に行われるのか、希望者は予定を上回っているようです。平成16年8月20日台風15号で大潟村は甚大な被害を受けてしまいました。特に塩害の被害は甚大で8割減の収穫となった地域もあったとのことです。
通常この場合、農業共済に加入しておれば、ある程度の補償は受けられるのですが、大潟村の多くの農家では加入していませんでした。被害後に県や国に助成を求めたのですが、加入農家とのメリットが問題となり話題を呼んだものでした。
その経験からか、今回の制度では参加者が一気に増加したようです。5割台から9割台に増加すれば驚きです。15ha栽培しておれば2250000円の増収ですから、見逃す手は無いわけです。
米を作るために入植した農家ですから、政治に振り回されること無く米作りをしたい気持ちは理解できますが、個人的な違法行為は如何なものでしょうか。

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